今年1番ヒットだったツールは GRID-IT for MacBook Air 13inch
2012.11 28

今年1番ヒットだったツールは GRID-IT for MacBook Air 13inch Aomori Web Advent Calendar 2012 初日を担当します。今回のテーマですが、プログラマーなら開発ツール […]

今年1番ヒットだったツールは GRID-IT for MacBook Air 13inch

Aomori Web Advent Calendar 2012 初日を担当します。今回のテーマですが、プログラマーなら開発ツールあたりを選ぶのでしょうが、あえて別にしようと思います。ちなみに昨年の1番ヒットだったツールはPogoplugでした。Pogoplug と Mac mini でホームサーバを構築した時の記事も、よろしければご覧ください。

私の今年1番のヒットツールはMacBook Air 13inch用のケース GRID-ITです。元々はケースとしての機能を持たない収納ツールとして登場したものですが、それまで使っていたPCケースのファスナーが壊れて次の候補を探していところ発見。ケースとしての機能を備えた新シリーズとして登場していましたので、ポチり。

無残なるMacBook Air

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先代のケースはコンパクトで軽かったものの、保護する機能はなく裸もちに近い状態でした。一歩先行く! ツール活用で制作効率アップ in TOKYOで会場について、さあプレゼンの準備!とMacBook Airを取り出してみると、角がとても残念なことに…どこでぶつけたのかすら分からない始末。

とりあえず守らないとダメだ!

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GRID-ITでは、収納部分のボードがMacBook Airよりの一回り大きく、硬い素材で折り曲がらないようになっています。そのおかげで、角から落としたとしても衝撃から守ってくれます。使い始めて「あっ!」と思うぶつけ方を何度かしていますが、今の所しっかり仕事してくれています。

コレ1つ持てば大丈夫。

モバイルPCで何気に大変なのがアダプターや変換コネクタといった関連用品の持ち歩きです。

  • 収納豊富なカバンに依存すると入れ替えが大変
  • 小分けのポーチはかさばる
  • なるべく平らに収納できないと膨らんで持ちづらい、ダサい
  • どこに収納したかすぐに分かる

意外と細かい点が気になってしまうものです。カバンは定位置をつくりやすいのですが、ポケットで見えなくなるのが難点です。それと、ちょっとした移動でカバンごと持ち歩きたくもないので、手軽な携帯性というのも重要になってきます。

シンプルな見た目・形、適度な大きさ・重さ

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GRID-ITは、ぱっと見だと地味ですが、よく言えばTPOを選ばないので、打ち合わせにそのまま持っていても違和感がありません。ちょうどA4ブリースケースぐらいの大きさと適度な厚みですので、本体の重さはそれなりなのですが、小脇に抱えるとフィットして持ちやすい所が良いです。

ゴムの「長さ」と「張り」で使い分け

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中を開くと縦横無尽にゴムバンドが張り巡らされていて、まさにGRID。向きだけでなく、長さと張りも異なります。ブラックに比べて、グレーは張りがやや弱めですが長さがあります。軽くて面積をとるものの収納に向いています。逆にブラックの中でも、隅にある短いものは張りがきつく、小さい物や重い物もしっかりとホールドしてくれます。

持ち物によって収納の仕方を変えられますし、どこに収納するか考えるのも楽しかったりします。気をつけたいのは、重い物の収納場所。位置が偏っていると、小脇に抱えたときのバランスが悪くなるので、均等な重さになるよう工夫するとベターです。

見わたせる収納

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GRID-ITはマジックテープになっており、開けると収納アイテム全体を見渡すことができます。これ、大事です。いちいちファスナーを開け閉めしたり、カバンに向かってのぞき込むことなく、テーブルに並べたように俯瞰することができます。定位置を決めておくのも大事なことですが、追加アイテムでいつもと違うレイアウトになったとしても、見わたせるとストレスなく取り出しと収納が可能です。

もともとはバッグインバッグも使ったりしていましたが、俯瞰できる便利さになれると、小分けは便利でも見えないことがストレスになっていくことに気づきました。ひらくPCバッグというバッグがあって、こちらも素晴らしい設計なのですが、バッグの中身を俯瞰できるという点については、GRID-ITのメリットも同様です。

ストレスのちりを積もらせない工夫

収納グッズでそこまでこだわらなくても・・・と言われても仕方ないのですが、最もヘビーに使って持ち歩くPCグッズが最適化されていると、着手コストが下がります。すぐに取りかかれる、片付けられる状態は、先延ばしを防ぐ方法として非常に効果的です。

掃除や後回しにしたい雑務も着手コストを下げる工夫をすると、最大の敵「おっくう」を吹き飛ばして、さっさと片付けられるようになります。そういう観点でツール選びをしてみると、また違った発見があるかもしれません。

Aomori Web Advent Calendar 2012 2日目の担当者は企画の言いだしっぺ、佐々木康幸さんです。

この記事へのコメント

プログラマ視点で見る、Apple新製品5つ見切り発車レビュー!
2012.10 24

Appleから2012年10月23日(日本時間で2012年10月24日)に話題のiPad miniをはじめとした5製品が発表されました。話題のiPad mini他、今回発表されたiPad4(Retinaモデル)・MacBook Pro 13inch・iMac・Mac miniについてプログラマ視点で先行レビューしてみます。

この記事は、見切り発車のタイトル通り、実機確認をせずにスペック表のみでのレビューです。発売後、実機確認で意見が変わる可能性もありますが、現時点での検討の参考になれば幸いです。

iPad mini は iPadの代わりとして買ってはいけない

新サイズは何をもたらすか?

結論から言うと、私はiPad miniは買いではないと判断しました。タイトルにあるとおり、iPadの代わりではなく新機軸の使いどころを見いだして買うべきです。
競合製品としてAndroid Nexus 7があります。どちらもタブレットというくくりではありますが、ハードのサイズはそのままユーザ行動の変化に直結するということは、携帯ゲーム機、スマートフォン、タブレットといったモバイルデバイスの利用者は体感しているでしょう。

あのサイズ、ちょっと大きめのポケットなら入ってしまいますし、iPadのディスプレイの内側に収まるコンパクトさは手の小さい日本人にとっては、これがベストサイズだった!と感じる方も出てくると思います。

特にiPad mini横置きでキーボードを操作するときの感覚は、iPad縦置きでのキーボードに近い感覚でしょう。更に横置きのインターフェースを利用できるのは便利だと期待しています。

電子書籍リーダーとしての側面は、やはりPDFを見たときの文字サイズの小ささはiPadで軽減されたストレスがぶりかえす可能性があります。iPad miniの責任ではありませんが、早く実機で確認したいところです。

なぜiPad2と同じCPUを搭載?

スペックでひっかかるのは、搭載CPUがiPad2相当のA5(2世代前)であることです。iPad3ではA5xでRetinaという負荷の大きい機能を実現し、今回のA6x搭載で更に快適な速度を期待できます。
おそらく、iPad miniはRetinaでないとはいえ、筐体が小さく薄くなって発熱問題を想定したものと推察します。

ただ問題は「iPadを凝縮した」というジョナサン・アイブのすばらしい表現のとおり、iPad mini上で動くアプリはiPadアプリそのままという点です。
ハードとソフトはいたちごっこの関係で、iPadの性能が上がるにつれ、アプリもそれを当てにして高負荷になっていきます。コンピュータの処理で最も高負荷なのはグラフィック処理です。

アプリケーションが進化してもハードが劣化、特に処理の要であるCPUとGPUがグレードダウンするのは快適な速度を提供できるかどうか怪しいと考えてしまいます。ここら辺は実機で触るだけでなく、継続的な利用での体感、様々アプリケーションでの動作確認が必要な部分なので、使用レビューを待つことになります。

順当な進化で今買いのiPad4

iPhone5と同じ体験をA6xで

個人的にApple製品は4代目以降が「買い」と思っています。iPad3でRetinaというインパクトが提供されました。今回のスペックアップで、こなれてきたという所でしょうか。iPad3を買ったのに・・・という声が方々から聞こえてきそうです。iPad3をスルーした人は買い時でしょう。

今回搭載されるCPUはA6xということで、iPhone5と世代としては一緒になります。つまり体感レベルで同程度の快適さを得られると可能性が高く、LTE対応とau契約のスタート、この後の展開がとても楽しみです。

MacBook Air Mid 2012のように順当なスペックアップで、まさに買いです。

MacBook Pro は、重いMacBook Air?

やはりのRetina対応・・・いや、そこじゃなくて。

今回の発表で最も残念な結果だった製品です。初代は茨の道、今から次期モデルに期待するしかありません。MacBook ProのRetinaが出たとき、13inchを待つことにした人も多かったと思います。ふたを開けてみれば、スペックはMacBook Air 13inchとほぼ一緒。CPU性能が高く、SSDの容量は768GBまで選べますが、メモリは8GB固定でグラフィックは統合チップセットのみ。

MacBook Proを採用する人は高解像度の写真や動画といった高負荷の作業を必要とされる層です。その場合、メモリの容量とGPUの性能が生命線となります。
USB3、Thunderboltのポート数が多いとはいえ、基本のスペックがこれでは重いMacBook Airと言ってしまいたくもなります。

迷走中のProシリーズ

これまでのProシリーズは、ハイスペックかつ自分でカスタマイズできる余地があるという点と考えていました。Mac Proに対するiMac、MacBook Proに対するMacBook Airといった関係です。ですが、MacBook ProのRetinaモデルからパーツ換装という要素は完全に排除されました。

その分、高い基礎スペック、高解像度と高性能グラフィック処理、豊富なポート数という差別化で、まさにProと言えるもののはずなのですが、13inchに関してだけは残念な結果です。高性能CPUと少し大きめ(Retina非使用時に最大 1680×1050)の解像度は新しいProの定義には一部入りますが、差別化が中途半端なので今後を見守るしかありません。まさか、Retina搭載がProなんてことになりませんよね?

野心的な進化をしたiMac

すさまじい技術に裏打ちされたディスプレイ

デザインのページを見るとわかりますが、製造方法をプッシュする内容はユニボディ以来ではないでしょうか?それだけ、この薄いディスプレイを作り上げたことへの達成感が伺えます。しかも光の反射を削減して、より見やすく・・・というのはThunderboltディスプレイを買ったばかりの自分ですら、羨ましくなってしまいます。ディスプレイ一体型デスクトップとしては、間違いなく最高峰ではないでしょうか。

管理が難しいSSD+HDDへの解答、Fusion Drive

iMacもしくは旧MacBook Proを利用している方は、SSD+HDD(MacBook Proの場合は光学ドライブを自分で換装)で使っている人も割といるかと思います。SSDの高速なI/Oは、利用者にとって世界が変わります。デュアルドライブは自作好きだとすぐに思いつく方法ですが、ディスク2つを管理するというのは意外と手間です。SSDの速さとHDDの懐の広さ、この特長の違いをOSレベルで解決しようというのがFusion Driveです。使用者の操作感覚をまったく損なわないこのアプローチは非常にすばらしいものです。

アプリケーションのような読み取り専用で起動の速さが重要なものはSSDへ、保存を目的としたファイルはHDDへというのが一般的な運用でしょう。しかし、制作中のファイルは大きくてSSDで運用した方が絶対に良いのだけど、管理するフォルダが本来はHDD側だからどうしよう?というケースが起きます。Fusion Driveでは、SSD+HDDというデュアルドライブを1つの空間に見せかけて、どちらに保存するかは裏でOSが使用状況を見て判断するようです。

個人的にFusion DriveはiMacだけでなく、MacBook Proにも搭載されて欲しい手法です。MacBook Airとの絶対的な差別化にもなりますし。

安定性が心配なFusion Drive

新しい試みはトラブルがつきものです。Fusion Driveも良いことばかりではありません。おそらく不具合や頻繁なアップデートが発売当初は予測できます。1台目となる人は仕方ありませんが、乗り換えを検討している方は必ずバックアップを用意して扱わないと危険です。

何しろ重要なデータを管理する部分に新技術を導入するのですから、リスクは高いです。なぜか消えてしまったでは済まされません。

割り切り仕様のMac mini

ホームサーバーとしての地位を確立するか?

通常モデルとサーバモデルというのがMac miniの特徴です。両者はMacBook ProのようにCPUコア数とグラフィック性能の差で分かれていましたが、今回からはどちらも統合チップセットのみとなりました。Intel HD Graphics 4000のスペックの高さを伺えますし、用途からはグラフィック性能はそこまでいらないという判断でしょう。
今回は、CPUのコア数とFusion Driveの搭載が各モデルの違いとなります。通常モデルだとコア数の他、Fusion Driveを搭載するかどうかで変わってくるようです。

対してサーバモデルだとFusion Driveは搭載できませんが、ドライブを2つ搭載できるのでミラーリングにしても良し、サブの容量として割り当てても良しと自由度が高いです。

ホームサーバとして運用する場合の参考記事(環境構築運用例)もよろしければごらんください。

大容量か?安全性か?

通常モデルですと最大1TBの大容量Fusion Driveが手に入ります。ディスプレイが別の場合にはMac miniはiMacに代わる選択肢となりますし、この大きさは持ち運べるデスクトップという運用も可能です。

サーバモデルでは、ドライブを2つにして片方をTime Machine対象にすれ自動バックアップ機能を搭載したサーバに早変わりです。すぐに使わないけど重要なデータなどは、バックアップ目的ならTime CapsuleよりもMac miniの方が安全に管理できます。

まとめ

Apple製品に限らずですが、やはり新製品や最初のモデルチェンジは鬼門です。新しいもの好きはそこも見込んで楽しみますが、実用性を考えた場合はそうもいきません。特に話題のiPad mini、待望のMacBook Pro 13inchに関して、自分なら次期モデル待ちです。

ですが新しいもの好きとしては、iPad miniは実機で触って何と思うかが今から楽しみです。

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作者について

青森県内でソフトウェア・システム開発を行うフリーランスのプログラマー。元々は集中監視システム開発に従事。現在はウェブサイト製作・オンラインシステムの開発案件を中心に、プログラミングのスキルトレーニングや講演も行う。

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