CPI MEGA MIX 2016に登壇しました
2016.07 26

KDDIウェブコミュニケーションズさん主催のCPI MEGA MIX 2016に登壇しました。Web 制作に必要な「技術・戦略」と Web 制作者の交流の場、ということで、全国のCPIエバンジェリストが昨年に続いて一堂に会しました。私はITスキルを通じて異業種との協業プロジェクトをいくつか経験し、そのケーススタディーを共有するという内容でセッションを行いました。

    異業種と協業してきた日々

    現在の本業であるプログラマーと並行し、料理研究一家「古川家」の活動を開始して今年で4年目になりました。

    プログラマーとして業務システムなどを受託開発してきた経験は、そもそも異業種交流のようなものだったのですが、今度は自分から異業種の世界に出て行くという動き方になっています。

    しかも持って行くのはITそのものだけでなく、要件定義や運用設計などを手がけて培ってきた情報処理技術です。同業者からは当たり前の行為や知見であったとしても、異業種の世界では特異な存在らしく、その点が強みとなっています。

    「くらし」を「なりわい」に

    古川家として活動する核の1つには、日々の暮らし、ライフスタイルをそのままビジネスにできるか?という挑戦があります。

    料理研究一家と名乗るのは、食卓を彩り、支える、家族という存在が欠かせず、食卓を起点として、それぞれの得意なことを生かし、力を合わせて活動していくというビジョンがあるためです。

    日々繰り返される家族との暮らしがとても大切な事だからこそ、消費するのではなく生産していく、そして新たな可能性に向けて投資していきたい。そう考えることで、自分の活かし方、活かされ方への意識が大きく変わりました。

    「専門家」から「兼業化」へ

    専門家から兼業家へ

    プログラマー、SIer、ソフトウェアエンジニア、呼び名は様々あれど未来についてはなぜか暗い話が付きまといがちです。

    誇りを持って仕事をし、技術の研鑽に励む日々にも関わらずです。

    AIに仕事を奪われる、35歳定年説、海外人材に駆逐される、ネガティブな未来は枚挙に暇がありません。

    では、これからどう歩んでいくのか?

    プログラマーとしての歩み方にはいくつかあると思いますが、すぐ思い浮かべるのは、新規テクノロジーを生み出し、世間に広めることで人々のライフスタイルそのものが変化する道かと思います。

    クラウドやスマートフォンが良い例ですが、世界が一変します。

    もう1つは、既存テクノロジーを別分野に適用する方法です。私の場合は、テクノロジーというより人材そのものを応用するという考え方です。これが兼業を指します。

    プログラマーでありながら料理研究のような、新たな業に取り組むというスタイルです。規模は小さいのですが、即行動できること、少額投資で済むというのがメリットだと思います。

    コンピューターを軸にした情報処理技術を、食という文脈から別業種に適用していくのです。食は裾野が広く、飲食店だけでなく様々な文脈で登場します。そこが魅力であり可能性が大きいと考えています。

    当たり前になってしまっているものだからこそ、価値を再発見していきたいという思いも含め、兼業していくことを選びました。

    コミュニケーションは不可視コスト

    別業種と関わるということは知識交換が必要になります。自分の技術が有用だと分かってもらうよりも、相手の実現したいことや暗黙知となっていることなどを掘り起こして、接点を探しながら相手の知識をこちらの血肉にしていくことが肝要です。

    だからこそ、コミュニケーションは必須ですし、とても重要と言えます。

    ですが、適切なコミュニケーション設計を行わないと、認識の齟齬や情報の混乱によってストレスばかりになり、プロジェクトそのものが止まったり、最悪の場合は解散となります。

    予算、納期、ビジョン。プロジェクトを進める上で確かに重要なものですが、どのようなコミュニケーションをとって進めていくか最初に合意するというのは、同じぐらい重要だと経験から感じています。

    かと言って、とりあえず話し合おう、集まろう、アドバイスを求めようを繰り返すのは本末転倒です。ここでのポイントは、コミュニケーションもコストの一種だと考えて、少ない回数にしたり、関係者を最小限にしたりと、削減できた方が良いものという視点です。

    協業プロジェクトでは、他のメンバーが本業を持っていたり、案件の掛け持ちをしていることもよくあるため、なかなか進まないことがままあります。

    それを問題と捉えるのではなく、必要条件と考えてコミュニケーション設計をした方が、私の場合はスムーズでした。

    運用・知識・心理、3つのハードル

    3つのハードル

    では、こういうツールを使いましょう、こういう運用をしましょうとなった時に出てくるハードルがあります。

    プログラマーとしては、このツールを使えば問題をクリアできるなと思いつくのですが、それがこのメンバーに向いているかは別問題ですし、根付くかどうかはその後の動き方にもよります。

    まず見えてくるのは知識のハードルです。ITになれた人にとっては当たり前の感覚が、別業種では通らないというのはよくある話です。主な原因は情報の非対称性、つまり得意な知識に差があることです。

    ここは先ほどでいう、異業種間の知識交換を積極的に行うことで解消できるのですが、次に出てくる心理的ハードルが立ちはだかります。

    ITヘの苦手意識、トラウマとも言える過去の失敗や恐怖心が、知識交換に対する意欲を削いでおり、これが根本の原因であることが多々ありました。

    まず最初に越えなければならないのは、この心理的ハードルだと考えています。

    既知をもって未知に踏み込む

    未知と既知

    では苦手意識や恐怖心の根底には何があるのでしょうか?私はそれを未知だと考えています。

    知らない、分からない、経験がない、そういう状態が漠然とした不安になり、過去の経験と相まって苦手意識や恐怖心になっているようなのです。

    新しいツールを使いましょう、それにはこういうメリットがあってと説明するのは、こちらの領分ですから難しくありません。ですが、いかに合理的な説明であっても相手が受け入れるとは限りません。

    1つ自分の中で良い方法だと手応えがあったのは、既知の方法をとるということです。知っている、分かっている、経験があるということは、心理的距離を近く感じるため、抵抗感が薄れたり、安心できるという可能性が高くなります。

    例えば、初めて使うツールなら対面で説明しながら動かしてみる、相手が1人で試すのは不安そうなら自分が相談窓口となる、相手にとって未知のことに対して、相手にとって既知の方法をとるとハードルを越えていけます。

    初めて使うツールをメールで説明する、これはハードルを越える可能性が低くなります。悪手とは言えませんが、他に既知の方法がないか検討する余地があるのではないでしょうか。

    誰のための技術なのか

    技術があるとして、誰を中心にして考えるのか?そこが大きな分岐点だと考えています。

    職業柄、新しい技術を試し、既存の技術を研鑽するというのは現役でいる限り避けられません。ただ、技術そのものは手段にすぎないというのが私の方針です。

    もちろん技術を目的にするというのも楽しい一面があります。ですが、自分だけ喜んでいても前に進むことはできないとも実感しています。

    様々な業種、そこで働く人たちがいて、歯車の大きさやスピードも様々です。新規テクノロジーは、それそのものが大きな歯車と言えます。なので強制的に周りを動かしてしまう力を持っており、それによって世界が変わってきたというのは、歴史を見れば明らかです。

    兼業という私のアプローチは、潤滑油のようなものです。少し違うのは、存在や意味を知ることで、元々の歯車が加速するだけでなく、歯車そのものが大きく力強くなる可能性を持っている点です。

    異業種へと踏み込み、方々で歯車を加速させたり、力強くすることで、世界全体が加速していけるのではと、私は考えています。

    また次回に期待して

    各地に散らばるCPIエバンジェリストが一堂に会するというのは、発表者側としても刺激になります。

    1年に1回というのは、持ち寄ってこれる情報も濃くなっているので、ちょうどいいのではないでしょうか。

    また来年、新たな事例や学びを持って、このイベントに臨めたらと思っています。

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    CPI MEGA MIX 2015に登壇しました
    2015.04 22

    KDDIウェブコミュニケーションズさん主催のCPI MEGA MIX 2015に登壇しました。テーマは、”これからの Web 制作に必要な「技術と戦略」スキルを身につけよう”とうことで、全国のCPIエバンジェリストが一堂に会するという貴重な機会となりました。私は料理研究一家「古川家」として活動するにいたった背景を「戦略」として、活動を進める上で活用しているツールの採用基準や事例を「技術」として紹介するセッションを行いました。

      今後のスタンスを考える機会

      技術と戦略という2つの要素がメインですが、どちらがなくとも成り立たないものと思います。個人的なスタンスとしては、開発者・制作者は「作れて当たり前」、それが価値であり存在意義のひとつと考えています。

      システム開発者として色々と考えさせられることがあり、いくつかの転機を経て、料理研究一家「古川家」としての活動を軸に据えることになりました。

      「作れて当たり前」だけれど、それだけでも通用しない状況に変化していく中で、自分を棚卸しして戦略を立て直すというのは、自然な流れです。

      独立当初からスタンスはさして変わっていない

      2008年にフリーランスのプログラマーとして活動をし始めてから、スタンス自体は変わっていません。経験を積んで、確信できることが増えてきました。

      これだけ流行廃りが早い業界なので、変化と安定という観点から不安になる人も多いと感じているのですが、変化し続けることを受け入れることが大切と考えています。

      変化といっても、状況に流されていてはSNS疲れや勉強疲れを起こすだけです。どういう軸で生きていくつもりなのか、まず一個人としてどうあるべきかを問われているように思えてなりません。

      変化し続けるという安定

      個人力を高める6つのメソッド WDHA #022 New Year Special

      あなたはフリーランスとして生き残れますか?

      フリーランスの製作者が考えるべきプロジェクトのバランス

      今後のWebサイト制作との向き合い方を改めて考える

      古川家から見える3つのキーワード

      担当したセッションでは、まず「戦略」として、なぜ古川家をはじめようと思ったのか?について共有。

      その後、古川家の価値観として3つのキーワードを抽出し、それを実現するために使用しているツールや技術を紹介するという構成で進めました。

      ”くらし”を”なりわい”に

      家族という日常を続けながら、この社会で生きて行くには稼いでいくことは避けられないでしょう。日常、つまり暮らしをコンテンツとして食べていけるように舵を切ってしまえば、暮らすことそのものが生業になります。

      もちろん、家族の理解は大事ですし、よくある家族営業とも少し意味合いが違うので、周りの理解も得ていかなくてはなりません。古川家は「食と家族」を切り口に新しいマーケット、居場所を自分たちの手で作ろうと考えています。

      食は「非言語コミュニケーション」であり、家族は「人類最小のコミュニティ」。

      暮らしに集中するために、大事なこととはいえ作業はなるべく手短に済ませたいもの。最初は「今日の古川家ごはん」として、Facebookページで日々の食卓を公開しました。

      暮らしの見える化としては、よくある方法なのですが、自分たちなりの工夫を重ねる中で企画・プロデュースのお声がけをいただいたり。

      Webサイトはもはや名刺代わりですが、いざ自分たちのとなり、必要になったタイミングも急だったりすると突貫工事が必要です。そこで採用したのは下記のツール群。

      とりあえず立ち上げるに当たって、色々な選択肢はありましたが、できるとはいえ言語や文法のちゃんぽんは効率を下げます。言語(このときはRuby)・文法・設計概念などが揃っていれば、スピードはかなり上げられます。

      専門家から兼業家へ

      エキスパートという言葉は憧れを抱きますが、技術もツールも手段であり、目的達成のためにどう取捨選択をするべきか?という決断には、幅広い知識やスキルが必要です。

      100点と20点より、70点を2つとれば総合力は上回ります。

      自分がエキスパートには向かないと割り切り、その上でどうやって結果を出していくか?という問への自分なりの回答です。その代わり、あらゆる知識やスキルを少しずつ底上げするには時間がかかります。

      それでもいいのです。暮らしを生業にした以上、一生をかけて高めていけば良いのですから。

      とはいえ、兼業が増えれば増えるほど、仕入れるべき情報もアウトプットも多種多様になります。そういった状況では、整理しながら情報収集できたり、下書きしながら清書できたり、一石二鳥以上の効果を持つツールで武装していく必要があります。

      Twitterのタイムライン(#megamix2015 – Twitter検索)でMouの代替アプリも紹介されていました。

      1つ以上のチャレンジを

      古川家は基本的に自分たちで企画から何から全部を手がけます。

      だからこそ、いつもチャレンジが生まれるのかもしれません。すべてをいつも通りではなく、1つだけでも未知の領域があると、これまでの経験もゼロベースで考え直したり、良い棚卸しになったりします。

      それまで「これが1番」と思っていたツールも、時代とともに進化したり、シェアが変わっていたります。新しいことを始めるときは、改めて調べ直す良い機会かもしれません。

      古川家の場合、メンバーの得意分野は当然違います。すべてではないにしろ、前提知識や場所を問わず利用できるツールは重宝します。

      まとめ

      ツール・技術は料理で言うと包丁がそれにあたります。ですが、包丁1本で料理にまつわるすべての工程をまかなっているか?と言われると、まったくそういうことはありません。

      適材適所の使い分けが必要です。また、せっかく研ぎ澄ました技術も、振るう場所がなくては意味がありません。今はその技術を振るう場所を、自分で作ることもひとつです。

      私自身、プログラマーとしての開発業務は今のところ辞める気もなく、古川家とのバランスを調整していくスタンスです。
      多種多様な知識や経験を蓄え、担っていることそれぞれで循環していくサイクル作りをできるように取り組んでいきます。

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      [参加レポート]Webディレクション はじめの一歩
      2013.06 17

      あおもりIT活用サポートセンター主催のセミナー、「Webディレクション はじめの一歩」に登壇しました。昨年の「一歩先行く!ツール活用で制作効率アップ」で登壇した、たにぐちまことさん、阿部正幸さんに加え、内山和幸さんをお迎えした「ディレクション」に特化したセミナーは非常に貴重な機会となりました。

        今回のセミナー、一線で活躍されている方々の舞台裏が生々しく語られました。Togetterにまとめがありますが、完全非公開の内容が多く、気になる方は多くいらっしゃるのではと予想しています。再演の機会があれば、どこかでお披露目できるのかもしれませんね。

        ここでは私が発表した内容についてのポイントと、全体を通しての内容について振り返ります。

        数値化&洗い出し

        システム導入が必要となり、エンジニアと協業する時のポイントについてお話ししましたが、その中で一貫して重視したのは、数値化&洗い出しでした。

        何かを実現するに当たって「定期的に」「なるべく」「おおよそ」等といった、あいまいな言葉を含んだ状態は決まっていないのと同じという考え方です。

        極端に感じるかもしれませんが、人がよしなに動かしていたものを、言われたとおりにしか動かないコンピュータに任せるためには、その下準備が重要になってきます。

        要件と要望は違う

        ソフトウェア開発の世界では、なにかを作るために必要なものを明確にしていくプロセスを要件定義と言います。よくある失敗として、できあがったものが思っていたものと違うというケースがあります。これは、要件と要望を混同することによる双方の認識違いが原因のほとんどです。

        要件は必要不可欠なもの。要望は願いではありますが、なくても問題ないものです。要件を具体的にし、関係者間で認識を一致させていくために、数値化&洗い出しという観点は少なからず助けになると思います。

        人の行動をコンピュータの処理に置き換えていくために、様々なことを具体的にしていかなくてはなりません。それはシステムに限らず、Webデザインの世界でも同じであり、ディレクションの一部として必要不可欠だと思います。

        ディレクションには「軸」が必要

        講師陣それぞれに、ディレクションする際に基準となるが存在していました。何を実現するのか、何を得意とするのかはバラバラです。しかし、軸があることで目的を見失わずに済んだり、比較したりすることができるようになるのだと思います。

        私がそれぞれの講師から学んだ軸としては「気遣い」「共有と可視化」など、他にも色々とありましたが、なぜその軸を大事にしているのかを聞けたことが大きかったと思います。思いつきで軸ができたわけではなく、失敗や成功の積み重ねで得た教訓ですから、自分の今後に落とし込んで検証する必要があります。

        早速、いくつか試してみたいなと思ったもの、参考となる気になっていた書籍などが出てきたので、また色々と吸収できるようにしていきます。自分にとっても、暗黙となっていた部分を整理する良い機会となりました。

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        CSS Nite LP, Disk 25:Webデザイン行く年来る年(Shift6)参加レポート
        2012.12 22

        CSS Niteにおいて1年の総決算であるShift。一度、参加してみたかったイベントのひとつです。全部で9セッション、6時間以上にもおよぶ長丁場ですが、WEB制作のフロントエンド動向をおさらいするにはうってつけの内容でした。#cssnite_shift6

          CSS Niteにおいて1年の総決算であるShift。一度、参加してみたかったイベントのひとつです。全部で9セッション、6時間以上にもおよぶ長丁場ですが、WEB制作のフロントエンド動向をおさらいするにはうってつけの内容でした。

          私の場合は、実装的な話は手を動かせばいいでしょ、と思っているタイプ(エンジニア脳)なので、どちらかというと考え方や捉え方といった、問題解決の糸口になる抽象化されたトピックが刺さります。自分にとっては基調講演が一番考えさせられたので、ポイントをピックアップして復習しようと思います。

          未来をプロトタイプしよう

          長谷川恭久さんによる基調講演は毎年の恒例だそうです。プロトタイピングはソフトウェア開発の世界では昔からある手法ですが、WEBはスピードがとにかく速いこともあり、モノを世に出すスピードも加速する一方です。プロトタイプの段階で早期に問題を発見したり仕様を詰めるという従来の使い方だけでなく、自動化ツールと組み合わせて、製品化へのプロセスを一気に短縮できる環境も整いつつあります。

          これはやはりWEBサービスの一般化だけでなく、ソフトウェアは成長するものであるという認識も浸透しつつあるからだと思います。スマートフォンの浸透は特にそれをコンシューマに根付かせています。iPhoneアプリのレビューは荒れ放題ですが、早くアップデートしてくれという言葉が日常的になっていることからも時代の変化が伺えます。

          Reimagination = 再想像、再定義

          自分の言葉では前提を疑うと解釈しています。既存、標準といったものはよく習うべきお手本であると同時に、創造を妨げるステレオタイプとしてのリスクを持っています。0から1を生み出すプロセスにおいて、このReimaginationという考え方は共感します。
          Appleのイノベーションとは、未来にある普通のものと言われています。未来を想像する、ひとつの視点、指針となる考え方であると言えます。

          プロトタイピングは試行錯誤のオープン化

          プロトタイピングはコミュニケーションを円滑にする手段の1つです。コミュニケーションの対象は、製作者だけでなく発注者や事業者も含まれます。
          デザイントレンドを担当した坂本邦夫さんの別セミナーで、ドキュメント作成のポイントに不採用にした理由を書くというのがありました。試行錯誤の過程を見せることで、コミュニケーションの踏み台を作るのです。SNSが普段の小さな対話を保管することで、久しぶりの対面でも本題から話せるという例が近いでしょう。

          なぜ、つくるのか?なぜ、使うのか?

          5W1Hといいますが、その中でも重要なのはWhyとよく言われます。なぜ?と問い続けることで、問題解決の糸口が見えるという手法は定石です。What、何をつくるのか?にフォーカスされがちですが、まずはなぜ?だと私も思います。根拠や背景が明確になると、実現できるかの判断がつき、ゴールが見えてきます。そこで初めて思考を次のフェーズに持っていけます。

          そして、プロトタイピングをしている最中も必ず、なぜ?と何度も振り返ることが重要です。なぜなら、実物で見えるというのは思考を広げる反面、ぶれる、欲が出る温床ともなります。なぜ?という問いかけは行動指針であり、デザイン原則ともなります。

          別のセミナーで長谷川さんにプロトタイピングは、どこで線引をすれば良いのか?という質問をしたことがあります。その時はデザイン原則をプロジェクトで設けたりといった、いくつかの回答をいただきました。

          「アジャイル プロトタイピング」と検索すれば、山のように先人の体験談が見つかります。

          なぜ、プロトタイピングなのか?

          デザインという行為をReimaginationするきっかけになるからだと思います。プロトタイピングをどうやって、どこまでやるか、という話も本当はあります。インクリメンタルという作っては確認する方式もあれば、紙の上でシミュレーションしきってからモノを作るという方式もあります。

          私は両者の経験がありますし、他の手法もあるでしょう。必ず一長一短があります。案件の性質やプロジェクトメンバーによって正着が異なる、というのが現在の見解です。私の場合、受託案件についてはウォーターフローとスパイラルフローの組み合わせで対応しています。加えて、プロジェクトのバランスという視点も必要だと、私は考えています。

          プロトタイピングはコミュニケーションの一種であり、本質を捉えるための手法です。作業ではなく、デザインやクリエイションに集中できて、はじめてプロトタイピングの価値を感じることができると思います。

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          今年1番ヒットだったツールは GRID-IT for MacBook Air 13inch
          2012.11 28

          今年1番ヒットだったツールは GRID-IT for MacBook Air 13inch Aomori Web Advent Calendar 2012 初日を担当します。今回のテーマですが、プログラマーなら開発ツール […]

          今年1番ヒットだったツールは GRID-IT for MacBook Air 13inch

          Aomori Web Advent Calendar 2012 初日を担当します。今回のテーマですが、プログラマーなら開発ツールあたりを選ぶのでしょうが、あえて別にしようと思います。ちなみに昨年の1番ヒットだったツールはPogoplugでした。Pogoplug と Mac mini でホームサーバを構築した時の記事も、よろしければご覧ください。

          私の今年1番のヒットツールはMacBook Air 13inch用のケース GRID-ITです。元々はケースとしての機能を持たない収納ツールとして登場したものですが、それまで使っていたPCケースのファスナーが壊れて次の候補を探していところ発見。ケースとしての機能を備えた新シリーズとして登場していましたので、ポチり。

          無残なるMacBook Air

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          先代のケースはコンパクトで軽かったものの、保護する機能はなく裸もちに近い状態でした。一歩先行く! ツール活用で制作効率アップ in TOKYOで会場について、さあプレゼンの準備!とMacBook Airを取り出してみると、角がとても残念なことに…どこでぶつけたのかすら分からない始末。

          とりあえず守らないとダメだ!

          001

          GRID-ITでは、収納部分のボードがMacBook Airよりの一回り大きく、硬い素材で折り曲がらないようになっています。そのおかげで、角から落としたとしても衝撃から守ってくれます。使い始めて「あっ!」と思うぶつけ方を何度かしていますが、今の所しっかり仕事してくれています。

          コレ1つ持てば大丈夫。

          モバイルPCで何気に大変なのがアダプターや変換コネクタといった関連用品の持ち歩きです。

          • 収納豊富なカバンに依存すると入れ替えが大変
          • 小分けのポーチはかさばる
          • なるべく平らに収納できないと膨らんで持ちづらい、ダサい
          • どこに収納したかすぐに分かる

          意外と細かい点が気になってしまうものです。カバンは定位置をつくりやすいのですが、ポケットで見えなくなるのが難点です。それと、ちょっとした移動でカバンごと持ち歩きたくもないので、手軽な携帯性というのも重要になってきます。

          シンプルな見た目・形、適度な大きさ・重さ

          003

          GRID-ITは、ぱっと見だと地味ですが、よく言えばTPOを選ばないので、打ち合わせにそのまま持っていても違和感がありません。ちょうどA4ブリースケースぐらいの大きさと適度な厚みですので、本体の重さはそれなりなのですが、小脇に抱えるとフィットして持ちやすい所が良いです。

          ゴムの「長さ」と「張り」で使い分け

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          中を開くと縦横無尽にゴムバンドが張り巡らされていて、まさにGRID。向きだけでなく、長さと張りも異なります。ブラックに比べて、グレーは張りがやや弱めですが長さがあります。軽くて面積をとるものの収納に向いています。逆にブラックの中でも、隅にある短いものは張りがきつく、小さい物や重い物もしっかりとホールドしてくれます。

          持ち物によって収納の仕方を変えられますし、どこに収納するか考えるのも楽しかったりします。気をつけたいのは、重い物の収納場所。位置が偏っていると、小脇に抱えたときのバランスが悪くなるので、均等な重さになるよう工夫するとベターです。

          見わたせる収納

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          GRID-ITはマジックテープになっており、開けると収納アイテム全体を見渡すことができます。これ、大事です。いちいちファスナーを開け閉めしたり、カバンに向かってのぞき込むことなく、テーブルに並べたように俯瞰することができます。定位置を決めておくのも大事なことですが、追加アイテムでいつもと違うレイアウトになったとしても、見わたせるとストレスなく取り出しと収納が可能です。

          もともとはバッグインバッグも使ったりしていましたが、俯瞰できる便利さになれると、小分けは便利でも見えないことがストレスになっていくことに気づきました。ひらくPCバッグというバッグがあって、こちらも素晴らしい設計なのですが、バッグの中身を俯瞰できるという点については、GRID-ITのメリットも同様です。

          ストレスのちりを積もらせない工夫

          収納グッズでそこまでこだわらなくても・・・と言われても仕方ないのですが、最もヘビーに使って持ち歩くPCグッズが最適化されていると、着手コストが下がります。すぐに取りかかれる、片付けられる状態は、先延ばしを防ぐ方法として非常に効果的です。

          掃除や後回しにしたい雑務も着手コストを下げる工夫をすると、最大の敵「おっくう」を吹き飛ばして、さっさと片付けられるようになります。そういう観点でツール選びをしてみると、また違った発見があるかもしれません。

          Aomori Web Advent Calendar 2012 2日目の担当者は企画の言いだしっぺ、佐々木康幸さんです。

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          プログラマ視点で見る、Apple新製品5つ見切り発車レビュー!
          2012.10 24

          Appleから2012年10月23日(日本時間で2012年10月24日)に話題のiPad miniをはじめとした5製品が発表されました。話題のiPad mini他、今回発表されたiPad4(Retinaモデル)・MacBook Pro 13inch・iMac・Mac miniについてプログラマ視点で先行レビューしてみます。

          この記事は、見切り発車のタイトル通り、実機確認をせずにスペック表のみでのレビューです。発売後、実機確認で意見が変わる可能性もありますが、現時点での検討の参考になれば幸いです。

          iPad mini は iPadの代わりとして買ってはいけない

          新サイズは何をもたらすか?

          結論から言うと、私はiPad miniは買いではないと判断しました。タイトルにあるとおり、iPadの代わりではなく新機軸の使いどころを見いだして買うべきです。
          競合製品としてAndroid Nexus 7があります。どちらもタブレットというくくりではありますが、ハードのサイズはそのままユーザ行動の変化に直結するということは、携帯ゲーム機、スマートフォン、タブレットといったモバイルデバイスの利用者は体感しているでしょう。

          あのサイズ、ちょっと大きめのポケットなら入ってしまいますし、iPadのディスプレイの内側に収まるコンパクトさは手の小さい日本人にとっては、これがベストサイズだった!と感じる方も出てくると思います。

          特にiPad mini横置きでキーボードを操作するときの感覚は、iPad縦置きでのキーボードに近い感覚でしょう。更に横置きのインターフェースを利用できるのは便利だと期待しています。

          電子書籍リーダーとしての側面は、やはりPDFを見たときの文字サイズの小ささはiPadで軽減されたストレスがぶりかえす可能性があります。iPad miniの責任ではありませんが、早く実機で確認したいところです。

          なぜiPad2と同じCPUを搭載?

          スペックでひっかかるのは、搭載CPUがiPad2相当のA5(2世代前)であることです。iPad3ではA5xでRetinaという負荷の大きい機能を実現し、今回のA6x搭載で更に快適な速度を期待できます。
          おそらく、iPad miniはRetinaでないとはいえ、筐体が小さく薄くなって発熱問題を想定したものと推察します。

          ただ問題は「iPadを凝縮した」というジョナサン・アイブのすばらしい表現のとおり、iPad mini上で動くアプリはiPadアプリそのままという点です。
          ハードとソフトはいたちごっこの関係で、iPadの性能が上がるにつれ、アプリもそれを当てにして高負荷になっていきます。コンピュータの処理で最も高負荷なのはグラフィック処理です。

          アプリケーションが進化してもハードが劣化、特に処理の要であるCPUとGPUがグレードダウンするのは快適な速度を提供できるかどうか怪しいと考えてしまいます。ここら辺は実機で触るだけでなく、継続的な利用での体感、様々アプリケーションでの動作確認が必要な部分なので、使用レビューを待つことになります。

          順当な進化で今買いのiPad4

          iPhone5と同じ体験をA6xで

          個人的にApple製品は4代目以降が「買い」と思っています。iPad3でRetinaというインパクトが提供されました。今回のスペックアップで、こなれてきたという所でしょうか。iPad3を買ったのに・・・という声が方々から聞こえてきそうです。iPad3をスルーした人は買い時でしょう。

          今回搭載されるCPUはA6xということで、iPhone5と世代としては一緒になります。つまり体感レベルで同程度の快適さを得られると可能性が高く、LTE対応とau契約のスタート、この後の展開がとても楽しみです。

          MacBook Air Mid 2012のように順当なスペックアップで、まさに買いです。

          MacBook Pro は、重いMacBook Air?

          やはりのRetina対応・・・いや、そこじゃなくて。

          今回の発表で最も残念な結果だった製品です。初代は茨の道、今から次期モデルに期待するしかありません。MacBook ProのRetinaが出たとき、13inchを待つことにした人も多かったと思います。ふたを開けてみれば、スペックはMacBook Air 13inchとほぼ一緒。CPU性能が高く、SSDの容量は768GBまで選べますが、メモリは8GB固定でグラフィックは統合チップセットのみ。

          MacBook Proを採用する人は高解像度の写真や動画といった高負荷の作業を必要とされる層です。その場合、メモリの容量とGPUの性能が生命線となります。
          USB3、Thunderboltのポート数が多いとはいえ、基本のスペックがこれでは重いMacBook Airと言ってしまいたくもなります。

          迷走中のProシリーズ

          これまでのProシリーズは、ハイスペックかつ自分でカスタマイズできる余地があるという点と考えていました。Mac Proに対するiMac、MacBook Proに対するMacBook Airといった関係です。ですが、MacBook ProのRetinaモデルからパーツ換装という要素は完全に排除されました。

          その分、高い基礎スペック、高解像度と高性能グラフィック処理、豊富なポート数という差別化で、まさにProと言えるもののはずなのですが、13inchに関してだけは残念な結果です。高性能CPUと少し大きめ(Retina非使用時に最大 1680×1050)の解像度は新しいProの定義には一部入りますが、差別化が中途半端なので今後を見守るしかありません。まさか、Retina搭載がProなんてことになりませんよね?

          野心的な進化をしたiMac

          すさまじい技術に裏打ちされたディスプレイ

          デザインのページを見るとわかりますが、製造方法をプッシュする内容はユニボディ以来ではないでしょうか?それだけ、この薄いディスプレイを作り上げたことへの達成感が伺えます。しかも光の反射を削減して、より見やすく・・・というのはThunderboltディスプレイを買ったばかりの自分ですら、羨ましくなってしまいます。ディスプレイ一体型デスクトップとしては、間違いなく最高峰ではないでしょうか。

          管理が難しいSSD+HDDへの解答、Fusion Drive

          iMacもしくは旧MacBook Proを利用している方は、SSD+HDD(MacBook Proの場合は光学ドライブを自分で換装)で使っている人も割といるかと思います。SSDの高速なI/Oは、利用者にとって世界が変わります。デュアルドライブは自作好きだとすぐに思いつく方法ですが、ディスク2つを管理するというのは意外と手間です。SSDの速さとHDDの懐の広さ、この特長の違いをOSレベルで解決しようというのがFusion Driveです。使用者の操作感覚をまったく損なわないこのアプローチは非常にすばらしいものです。

          アプリケーションのような読み取り専用で起動の速さが重要なものはSSDへ、保存を目的としたファイルはHDDへというのが一般的な運用でしょう。しかし、制作中のファイルは大きくてSSDで運用した方が絶対に良いのだけど、管理するフォルダが本来はHDD側だからどうしよう?というケースが起きます。Fusion Driveでは、SSD+HDDというデュアルドライブを1つの空間に見せかけて、どちらに保存するかは裏でOSが使用状況を見て判断するようです。

          個人的にFusion DriveはiMacだけでなく、MacBook Proにも搭載されて欲しい手法です。MacBook Airとの絶対的な差別化にもなりますし。

          安定性が心配なFusion Drive

          新しい試みはトラブルがつきものです。Fusion Driveも良いことばかりではありません。おそらく不具合や頻繁なアップデートが発売当初は予測できます。1台目となる人は仕方ありませんが、乗り換えを検討している方は必ずバックアップを用意して扱わないと危険です。

          何しろ重要なデータを管理する部分に新技術を導入するのですから、リスクは高いです。なぜか消えてしまったでは済まされません。

          割り切り仕様のMac mini

          ホームサーバーとしての地位を確立するか?

          通常モデルとサーバモデルというのがMac miniの特徴です。両者はMacBook ProのようにCPUコア数とグラフィック性能の差で分かれていましたが、今回からはどちらも統合チップセットのみとなりました。Intel HD Graphics 4000のスペックの高さを伺えますし、用途からはグラフィック性能はそこまでいらないという判断でしょう。
          今回は、CPUのコア数とFusion Driveの搭載が各モデルの違いとなります。通常モデルだとコア数の他、Fusion Driveを搭載するかどうかで変わってくるようです。

          対してサーバモデルだとFusion Driveは搭載できませんが、ドライブを2つ搭載できるのでミラーリングにしても良し、サブの容量として割り当てても良しと自由度が高いです。

          ホームサーバとして運用する場合の参考記事(環境構築運用例)もよろしければごらんください。

          大容量か?安全性か?

          通常モデルですと最大1TBの大容量Fusion Driveが手に入ります。ディスプレイが別の場合にはMac miniはiMacに代わる選択肢となりますし、この大きさは持ち運べるデスクトップという運用も可能です。

          サーバモデルでは、ドライブを2つにして片方をTime Machine対象にすれ自動バックアップ機能を搭載したサーバに早変わりです。すぐに使わないけど重要なデータなどは、バックアップ目的ならTime CapsuleよりもMac miniの方が安全に管理できます。

          まとめ

          Apple製品に限らずですが、やはり新製品や最初のモデルチェンジは鬼門です。新しいもの好きはそこも見込んで楽しみますが、実用性を考えた場合はそうもいきません。特に話題のiPad mini、待望のMacBook Pro 13inchに関して、自分なら次期モデル待ちです。

          ですが新しいもの好きとしては、iPad miniは実機で触って何と思うかが今から楽しみです。

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          [レポート]一歩先行く!ツール活用で制作効率アップ
          2012.07 29

          今回のセミナーは全部で5セッションと非常に盛りだくさんでした。特徴的だったのは、講師陣5名の内、3名がプログラマーだったことではないでしょうか?Web制作というとフロントエンドに注目されがちなのですが、制作フローに沿って要所を抑えていくセミナーになったと思います。

          抱える課題は立ち位置によって違う

          セミナーでは効率化を行う目的、効率化の後のことについては講師の立場によって伝え方が異なっていたと思います。私が扱ったテーマ「バージョン管理」では、「機械化できることはして、人間にしかできない事に集中しよう」という主旨でした。

          バージョン管理のデモで反応が良かった部分は、コミット済みの画像と編集後の画像の比較ができるところでした。
          フロントエンドの人間にとっての課題は、大量の画像書き出しといったテキストではない成果物の管理。画像もバージョン管理できるというアプローチは当初、キャッチーに理解できる例示として考えましたが、結果的にフロントエンドをメインとする方々が日々抱える問題を解決する例示となっていたようです。役立つ内容を提供できたようで嬉しかったですが、プレゼンテーション制作は要求分析そのものなので、さらに精進しようと思いました。

          何のために効率化するのか?効率化の先にあるものは?

          私の主旨は「機械化できることはして、人間にしかできない事に集中しよう」でしたが、効率化できて人間本来の仕事に集中できたその先には何があるのでしょうか?

          懇親会で話していた時に振り返ることができたのですが、近年のサービスやアプリケーションは「無料」「簡単」といった敷居を下げるキーワードに終始するケースが多いです。これは消費の仕方を示唆するだけで、「それを使ってどうなるの?」「どう組み合わせればいいの?」「自分のケースには当てはまるの?」というような「先」が提示されません。我々、制作者・開発者は生産者です。

          点を提供するよりも、何を生産できるようになるのか、どんな利益を得られるようになるのか?すでに駆使して利益を得ている人間はどんな世界を見ているのか?といったモデルケースを提示すること、つまり線を提供することで、試してみよう、挑戦しようというポジティブな行動の引き金になると思います。行動する人が増えれば、続こうとする人も増えます。その連鎖が、デファクトスタンダード化やパラダイムシフトといった動きになるのでしょう。

          自分にとっての効率化の先を考える

          自分の事例をあげると、適切なフレームワーク採用によって、作業期間は見積もり1ヶ月の内容が2日で実装できるようなケースが出てきました。余剰工期は、インターフェース設計をはじめとした使い勝手のブラッシュアップに適用。

          結果、第1版から品質の高いものを提供できたのでクライアントから即OK。差し戻しもなく、互いに気持ちよく次の工程に入ることでポジティブな連鎖が生まれ、以降の内容が進めやすくなったり、信頼の獲得につなげられました。
          もっと言えば、作業だけでなく考える時間についてもらえる対価の比率があがっています。自分で納得のいく対価は、メンタル上でも非常に健全で価値の高いものです。

          良い例ばかりではありませんし、そこに至るまで、たくさんの失敗や試行錯誤がありました。しかし、効率化によってどんな利益を得られるようになるかの「先」として1つの例でしょう。

          目前よりも少し先を意識してみる

          車やバイクの教習を受けたことがある人は知っているかもしれませんが、目前より少し先の目標物を見たほうが運転しやすくなります。目前を見ると視野が狭くなり、危険予測などに影響が出るためです。
          効率化によって得られた利益をどうするのか?新たに投資するのか、別な用途に転換するのか、それは人によって違うと思います。

          大事なのは効率化した先を考えて、制作環境の見直し・ツール導入を検討することだと思います。効率化の前には、必ず試行錯誤のコストが発生するからです。自分にとって、何を効率化することがベストなのか?今回のセミナーが見直し、振り返りの機会になれば幸いです。

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          今後のWebサイト制作との向き合い方を改めて考える
          2012.05 29

          2012年5月26日に開催された、NPO法人 あおもりIT活用サポートセンターによる第1回セミナーのレポートです。途中からの参加ではありましたが、金言とこれからの活動へのヒントに溢れ、充実した内容でした。第2回も楽しみです。

          NPO法人 あおもりIT活用サポートセンター最初の活動として、第1回目のセミナーとなる「今後のWebサイト制作との向き合い方」が終了しました。私はレポートとして会場の様子というより、講師の発表内容から感じ取ったこと、考えたことをピックアップしたいと思います。

          利用者にも製作者にも有益なWebサイトとは?

          今回のセミナーのテーマです。前回記事「フリーランスの製作者が考えるべきプロジェクトのバランス」では、利用者(以下、ユーザ)と製作者の他に発注者(以下、クライアント)という立場を加えていました。製作側にいると、ユーザとクライアントを履き違えてしまうケースがあります。

          クライアントにとっての顧客であるユーザに利益がもたらされるバランスでないと、クライアントの事業継続に支障が出ます。やはりプロジェクトの関係者として、どういう立場があるのか?それぞれにとって有益とは何をさすのか?この視点がまず無くては始まらない、と思います。

          詳しくは後述しますが、Webという言葉が入ったセミナーでビジネスにおいてWebを前提に考えるべきなのか?という疑問はポイントだと思います。

          プロトタイピングの落とし穴

          長谷川 恭久さん(@yhassy)のセッション、諸事情で途中参加のため内容を把握できていなかったのですが、プロトタイピングというテーマは実際の案件で使っていることもあり、常々考えていたことについて質問させてもらいました。

          私の場合、プロトタイピングとスパイラルフローの組み合わせで案件に取り組むケースが大半です。要件定義から基本設計、機能設計あたりまでは、予算と納期の線引きをするためにウォーターフォールというハイブリッドな進め方です。

          実装フェーズに入り、優先度の高い機能からプロトタイピングが始まります。仕様が変わるケースもありますが、それは洗練されていく過程として必要です。先にわかる、というのが大事です。

          プロトタイプを見て出た追加要望への線引きはどうするか?

          難しいのは追加要望のケースです。予算と納期があるので、とピシャっと冷水を浴びせるのは簡単です。しかし、そこで芽を摘むことが今後に影響が出るかどうか見極めなくては行けません。実際に追加する場合の影響範囲も重要です。

          長谷川さんからいただいた回答としては以下でした。

          • 案件のファシリテーターとしてバランス感覚を保つこと
          • 製作者内部ではデザイン原則を持っておく
          • 対クライアントには最終ゴール、目的の共有を文書で行うのも効果的

          プロトタイピングは最初に考えたとおりに作るという意味ではありません。最終的に出来上がったものが仕様と言えると思います。つまり途中での紆余曲折も受け入れるということですが、本来の目的がぶれないように進むことが肝要であり、難しい点です。特にプロジェクトの利害関係など、様々な要因が絡んでくると尚のこと難しくなります。

          アジャイル開発の要素がこの辺には含まれるのですが、Web制作も同じソフトウェア業界なのですから制作プロセスに取り入れていく時期なのでは。(あまり単語としてすら出てこないので)

          加えて、ちょうど記事としてファシリテーターのバランス感覚について書いていた途中もあって、やはり、と思う部分が多かったです。今回の回答を受けて、後日の記事でもう少し掘り下げたものをまとめてみたいと思います。デザイン原則について調べるにはAppleやMicrosoftのガイドラインも有名ですが、他にもたくさんあります。長谷川さんが配信している Automagic Podcast #39 もオススメです。デザイン原則などについて考え方の糸口を共有してくださっています。

          うどん県のプロモーションは是か非か?

          高畑 哲平さん(@teppeitakahata)のセミナーは初めてだったのですが、頭の中を筋道立てて整理してもらうような感覚を覚えました。セッション内容は書籍タイトルにもなっているWebマーケティング思考トレーニングということで、マーケティングという視点での考え方についてエッセンスがたくさん出ていました。

          その中で、うどん県のプロモーション方法について高畑さんの持論が展開されたのですが、考察するにあたってポイントになると思った点は以下のとおりです。

          • 国交省の都道府県別宿泊者数で香川県は下位で成長率もマイナス
          • 関西圏で香川県はうどんのために日帰りできる場所
          • うどんは単価が低いので収益率が低い
          • B to C としては、うどんという目的に対して旅費¥40,000は高くないか?

          高畑さんは常に商品力が最優先とおっしゃっていましたが、魅力的な商品を開発といっても回収率と商品を提供する環境も含めて総合的な判断が必要なのだとも解釈しました。

          翻って青森県はどうなのか?

          青森県の場合、商品と言えるコンテンツはもう十分すぎる程ある、と個人的に感じています。ただ、内需でまかなえたり販売力が弱いため埋もれているケースが多く見られます。

          商品力として単品ではなく統合された状態、つまりパッケージングが最適化されていないために競争力に乏しいのではないかと私は思っています。北に行こうとしたら、青森県を飛ばして北海道まで行くと思います。北海道というパッケージングに期待していくのであって、実際に旅行してみると分かりますが、個別の商品力に関しては青森県は引けをとらないものが多々あります。しかし、そう認知されていません。

          商品力というと個別に製品として考えそうですが、パッケージとして考えなければ販売チャンネルとプロモーション方法が乏しくなり、リーチしたいターゲット層をカバーできないだろうと思います。

          Webの立ち位置はどこか?

          マーケティングの4P(Product, Price, Place, Promotion)は更に2グループに分けられるそうです。

          • 商品力(Product, Price)
          • 販売力(Place, Promotion)

          往々にして商品力にまず注力すべきということですが、Webの立ち位置は Place つまり販売チャンネルという位置づけでした。私も同感で、商品開発や企画をしている時に Web という単語は出てこないというのを高畑さんの言う通り実感しています。

          Webを使おう、となるのは商品の特性や流通方法に物理的な制限があるからこそであり、拡散力や窓口の一本化などを期待しています。また懇親会で伺った内容ですが、JimdoのWebサイト設計の思想として商品力のみに注力できるようにしてあるのがポイントとのこと。

          これもかなり重要な考え方なので実践しようと思いました。商品力に集中できる体制づくりは、販売力を担う部分でも考えておくべきなのでしょう。

          思考力を磨いていくために

          最後にこのセミナーでキーとなる言葉についてまとめたいと思います。

          事業を一気通貫して売れる戦略を書く

          マーケティング活動において、商品があり流通や消費があり、ユーザの手元に届いてからも体験として受け入れてもらえるか?リピーターとなってもらえるか?など、全体の流れを具体的にイメージできているのかが大事だと思います。私はこの戦略に UX も含まれていると考えています。

          日常生活を経験とする

          長谷川さん、高畑さんが、なぜこれほどまでに思考内容を言語化、視覚化できるのか。その答えだと思います。ファシリテーターとしてのバランスも、マーケティング戦略の解決策も日常生活に散らばるヒントを考察し、振り返り、実践して蓄積しているということなのだと思います。

          過去に「あなたはフリーランスとして生き残れますか?」という記事でも触れていますが、今どうするか解答を出せないとしても、自身をアップデートし続けるマインドさえあれば、あらゆるヒントをあらゆる場所に見いだせるはずだと考えています。

          普段からアンテナを張っていない対象は、不思議と流れていくだけで残りません。生活や環境の変化によってアンテナも変わってきます。そういった自身の変化との向き合い方こそが、Web制作と向きあった時の成果として現れるのではないでしょうか。

          ご来場の皆様を始め、講師のお二人、運営メンバに感謝を込めて。
          すばらしい機会をありがとうございました。

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          2011年お世話になり2012年もきっと活躍するMacアプリ30!
          2012.01 01

          2011年、SandyBridge搭載のMacbook Airを入手しました。Macbook(2008 Early)を使った時とは比べ物にならない快適さでメイン開発環境の座はMacに。そこで、乗り換え後お世話になっているアプリをまとめました。実はここに載せていないヘビーに使っているアプリもありますが、本エントリーではMac専用アプリのみに絞っています。

          開発

          iTerm2

          ITerm

          Mac標準のターミナルよりも高機能かつ、複数ウィンドウの分割に対応しています。

          SourceTree

          SoureTree

          GUIベースのGitとMercurialクライアント。基本操作はもちろんですが、diffやlogを視覚的に把握できるのは非常に便利です。もちろんCUIからの操作が基本となるでしょうから使い分けが重要かと思います。

          SecuriSSH

          SecuriSSH

          TeraTermMenuのようにタスクバーからSSH接続できるアプリを探していてこれにしました。特に設定不要でDropbox上に各種設定を保存してくれるので、複数端末での利用にも便利です。

          MAMP PRO

          Mamp pro

          Apahce+PHP+MySQLの開発環境といえばこれです。環境を汚さずに利用できますし、phpMyAdminも使えるようになります。hostsファイルの変更やApacheのvhostsを手動で変更したりとプロジェクトを増やすたびに設定ファイルを変更するのは手間です。WindowsのXAMPPよりも手軽に扱えるのがいいですね。

          CotEditor

          CotEditor

          私の場合はSQL、CSV、XMLといった開発向けのファイルを扱うことが中心です。テキストエディタは数あれど、正確な文字エンコーディングの認識や多くのカラーフォーマット、大きいサイズのファイルを軽く扱えることが重要です。そういう点でCotEditorはUIがシンプルで扱いやすい点が特長だと思います。個人的にはタブ表示も欲しいところですが、クリティカルな要素ではないので必要十分だと思います。

          Omnigraffle Professional

          OmniGrafflePro

          Windows環境ではVisioでERDやユースケース、シーケンス図といったドキュメントを作成していました。その代替として選びましたが、かなり高機能かつステンシルが豊富なので、まだまだ使いこなしきれていません。なかなか高価なアプリではありますが、ProだとVisioファイルも編集できるのは乗り換え組としては非常に嬉しいですね。

          デザイン

          Skitch

          Skitch

          スクリーンショットを加工できるアプリですが、矢印やテキストの注釈を直感的な操作で入れられ、デフォルトのデザインも素敵なアプリです。多くのブログでも使われているのを見受けられます。Evernoteに買収され今後がますます期待できるアプリです。

          Collage Maker

          CollageMaker

          手軽にコラージュを作成できるツールです。起動時にグリッド形式の他にフリーやハートといった自由な配置も選べます。余白や画像サイズなどが簡単に変更できますし、画像をドラッグ・アンド・ドロップするだけで移動したり、ボタン1つでシャッフルもできます。1つ1つの画像位置を調整することもできるので、手軽な操作にもかかわらず高機能です。

          Photo Effect Studio

          PhotoEffectStudioPro

          Instagramなど、写真のフィルタセットが浸透し、誰でも手軽にプロっぽかったり幻想的な写真を作れるようになってきました。同名のアプリがiPhone、iPad対応として存在しており、そのMac版ということになります。フィルタの豊富さはもちろん、操作の手軽さも魅力です。フィルタ適用前との比較やflickrアップロードなど機能も充実しています。

          I/O

          Reeder

          Reeder

          iPhone、iPadでもGoogleリーダークライアントとして有名です。そのUIの美しさや使いやすさはもちろんですが、特筆すべきはショートカットキーとジェスチャーのカスタマイズです。特にジェスチャーに対応したおかげでトラックパッドに片手を置いたまま読み進められるし、Instapaperなどに放り込めるのは素晴らしいです。

          MindNode Pro

          MindNodePro

          マインドマップツールはかなりの数があります。私がこれを選んだのは、操作と結果が直感的であること、ノードに添付できるデータが豊富。遠目から俯瞰した場合に一番見やすい。という理由です。意外に大事なのは全体を俯瞰した時の見やすさだというのが使ってみて思った子です。iPadアプリもあるので、Dropbox経由で同期したりできるのもいいですね。クロスプラットフォームな他ツールも検討しましたが、やはりこれかなと。

          Twitter

          Twitter
          TweetieがTwitterに買収され、公式クライアントと無料配布されるようになりました。軽快な動作と複数アカウント管理など機能も充実しています。キーボード操作も不満なく、MacのデスクトップTwitterクライアントとしてはこれが一番かなと思います。

          Byword

          Byword
          フルスクリーンモードに対応したマークダウンエディタです。同じジャンルではIA Writerもありますが、両方使って比較した所こちらのほうが操作性や設定周りで自分の好みに合いました。IA WriterはiPadアプリもあり、iCloudで同期できるので環境によってはそちらが良い人もいるでしょうね。

          ユーティリティ

          Alfred

          Alfred
          ランチャーなんてSpotlightあるから別にいらないんじゃ?と思ってましたが浅はかでした。キーボードで完結できる操作環境はもちろんですが、ショートワードで検索対象を指定できたりAppleScriptと連動させたりと強力なカスタマイズ性を持っています。競合アプリもありますが、日本語に対応しているのでストレスがないのが良いところ。

          Parallels Desktop

          Parallels
          仮想環境といえばこれかVMWare Fusionか、といった所でしょうか。Windows環境を仮想で使用していますがMBAの速度とLionのフルスクリーンモード対応のおかげで非常に快適な動作速度となっています。キーボード設定だけ気をつける必要がありますが、Windows環境とMac環境を仮想的に共有ディレクトリでつなぐことでファイル移動もスムーズです。ユニークなのはWindowsアプリケーションをMacアプリケーションのように呼び出せる所。Windows専用ファイルであっても、そちらで勝手に開くようにも出来ます。

          1Password

          1Password
          パスワード管理ツールの定番ですね。マスターパスワードさえ覚えておけば、複数アカウントのパスワードを覚える必要がなく、共通パスワードの脆弱性も無くなります。Dropbox同期に対応しているので複数マシンの共有もばっちりです。各ブラウザのプラグインとしてインストールできますし、iPhoneにも対応しており非常にパスワード管理が楽になりました。

          WinArchiver Lite

          WinArchiverLite
          Windowsユーザーにファイルをそのまま圧縮して送ると文字化けしてしまいますし、隠しファイルであるDS_Storeまで送られてしまいます。圧縮したいファイルをこのアプリにドロップすることで不要ファイルをなくしつつ、文字化けを解消できます。暗号化zipにも対応していますのでWindowsユーザーとのファイルやり取りには必須です。

          BetterSnapTool

          BetterSnapTool
          Windows7で実装された、デスクトップの端にウィンドウを合わせるとリサイズされるAero SnapをMacで再現したアプリです。キーボードショートカットも対応しており、フルスクリーンモードではなく画面一杯の最大化や左右分割、4分割といったウィンドウの分割を手軽に行なってくれます。競合としてMoomもありますが、こちらは低価格化つシンプルですね。

          AppZapper

          AppZapper
          アンインストーラーの定番といえばAppCleanerでしょうか。あえて有料のこちらを使用している理由ですが、操作やアンインストール対象の分類がわかりやすいのはもちろんですが、アンインストール実行時の「ズキューン!」という効果音がいかにもって感じで好きです。

          ImageOptim

          ImageOptim
          画像を多用したWebサイトが当たり前になっていますが、重い画像は閲覧ストレスを増やすばかりです。このアプリは品質を保持したまま30%から50%のサイズ縮小をしてくれるので、画像を使う時は必ずこのアプリを通すだけで違ってくると思います。

          MemorySweeperPro

          MemorySweeperPro
          MBAにしてからSSDのおかげでスワップを感じることはないのですが、それでも画像編集や一通り重い作業をやった後はメモリをかなり食ってしまいます。メモリ解放アプリはたくさんありますが、ツールバーからすぐ操作できつつも余計な情報を出さず操作が完結となると、このアプリが良かったですね。

          Xmarks for Safari

          XmarksSafari
          一度はサービス停止まで追い込まれたXmarksですが見事に復活しました。複数OS、複数ブラウザでブックマークを同期したい場合はこのアプリが欠かせません。月額料を支払えばiPhone上でも同様に同期できるようになります。そちらはiCloudがあるので気にはなりませんがiCloudとXmarksでストレスフリーなブックマーク管理ができるようになります。

          QuickSynergy

          QuickSynergy
          Synergyというオープンソースの仮想画面共有ツールがあります。複数のマシン間でキーボードとマウスを共有して使用する場合は非常に便利です。Synergyの設定アプリは他にも色々とあるのですが、直感的じゃなかったり動作が不安定だったりする中、このアプリはスムーズに使い始めることが出来ました。

          Magican

          Magican
          システム最適化ツールです。使われていない不要ファイルの削除などをしてくれるので、思っているよりも容量が空いたりするのでSSD環境としては嬉しい限り。ディスク利用状況は温度などハードウェアの監視のほか、ファイラーがついていたりと随分と多機能です。

          OnyX

          OnyX
          こちらもシステム最適化ツールですがOS設定すら変更することができます。使わない機能をオフにするなど、環境設定を細かく変えたい場合にも便利です。

          TotalFinder

          TotalFinder
          Finderを拡張するアプリ。タブ表示が可能になり、タブをダブルクリックすると連結して比較操作できるようになります。BetterSnapToolで左右に並べても同じようにはできますが、ウィンドウが散らかりますし、個人的にはとても便利だと感じています。

          MPlayerX

          MPlayerX
          様々な動画再生ができるだけでなく、複数のファイルをほうっておいても連続再生してくれる機能が特に重宝します。

          HandBrake

          HandBrake
          リッピングツールとしてだけでなく、エンコーディングアプリとしても優秀です。キュー機能をもっているので、変換したいファイルを放り込んで実行すれば放っておいてもいいので助かります。

          iPhoto Library Manager

          IPhotoLibraryManager
          Mac mini ホームサーバー化まとめ 運用編でも紹介したアプリですが、複数のiPhotoライブラリをマージするために使用しました。1回きりの使用ではありましたが、マシン買い替えやインフラの見直しでまた登場する可能性はあります。これがなければ時間がいくらあっても足りない作業が発生していたので、非常にお世話になったといえます。

          Miro Video Converter

          MiroVideoConverter
          シンプルな機能で多彩なエンコーディングをサポートしている動画変換ツールです。無料とは思えない便利さです。一括変換などはできませんが、スマートフォンやタブレット、携帯ゲーム機などに動画を持ち込みたい場合に特に重宝すると思います。

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          弘前カルチュアロード2011に行って来ました
          2011.09 30

          毎年9月第2土曜日に開催される、地元弘前での恒例イベントカルチュアロード。今回は大型台風の影響で1週間ずれこんでしまいましたが、家族連れで2回目の参加となりました。

          風景以上に変わるのは自分

          カルチュアロードを訪れることは初めてではない。前回は娘を連れて、家族3人で初めての参加だが今回は2回目。恒例イベントとはいえ、毎年趣向を変えた催し物を見ていると、周りよりも自分の変化を一番感じた。

          見る視点が、やはりその時に自分が最も注意を向けているものを中心に考えるようになっている。つまり前回に引き続き今回も娘。前回だと、まだベビーカーでの移動だったので段差や人ごみを避けることに終始し、娘の機嫌を伺いながらもあって普段に比べると余裕は少なかったと思う。

          だが今回は娘も1歳半。自力で歩けるし、前回よりも周りに関心を示す。人に会うのも成長を見せたくて楽しみに感じる。加えて自分の目が行く先も、今の娘が興味を持つもの、体験できるものを中心に関心が向く。自分が楽しむと言うより、娘ありきで自分を後から加えて一緒に楽しむような感覚。

          恒例のものこそ切り取り方を変えて楽しむ

          青森県弘前市、地元民でありながら非常に魅力あるコンテンツにあふれた街だ。その風景を様々な角度から切り取るTEKUTEKU(テクテク)という情報誌がある。その編集メンバーとして関わらせてもらう中で、企画会議で思うのが切り取り方の重要さ。都会に比べると生活サイクルがゆっくりな弘前では、目新しいものがポンポンと出てくるとは限らない。日夜、様々な仕掛けをしている方々はたくさんいるものの、通年あるものとなれば限られてくる。

          お馴染みというのは、飽きられるというリスクを抱えている。それでも、企画という形で切り口を変えてみると、また新たな発見をもたらしてくれることが楽しくてたまらない。人それぞれに楽しんでいる、その人にしか見えていない世界を垣間見る。非常に刺激になる。

          今の切り取り方を自覚すること

          これだけ多様な人間が多様な世界を創り上げているのに、ただ見過ごすのはもったいない。自分はどういう切り取り方で世界を眺めているのか、今の立ち位置が見えると楽しくなる。今までと比較したり、これからを期待したりと自分に変化を与えられる。これから、紅葉の季節が来る。毎年のことなのに飽きない。また新鮮な気持ちで眺める切り取り方を考えておこうと思う。

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          作者について

          青森県内でソフトウェア・システム開発を行うフリーランスのプログラマー。元々は集中監視システム開発に従事。現在はウェブサイト製作・オンラインシステムの開発案件を中心に、プログラミングのスキルトレーニングや講演も行う。

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