Twitterなどで失言する人に見えるパターン
2011.06 18

AERAの「放射能がくる」への反響、ソーシャルネットワーク上での失言による炎上、言葉は常に諸刃の剣です。大小問わず炎上した経緯を眺めていて、失言する人のパターンという仮説を立ててみました。

    インターネット上でよく見る失言からの炎上というパターンに、ある傾向を感じ取れた。Toggeterが存在するので、Web魚拓替わりとして炎上に至る経緯が見える。

    パブリックを自覚しているか?

    最初に火蓋を落とす発言者の性質は大きく2つに分かれる。発言している場所がパブリックである認識があるか、ないか。それぞれの特徴を上げてみる。

    パブリックの認識がある場合

    • 知識量に優位性がある素振りを見せる
    • 批判に見せかけた非難の意図が見え隠れする
    • 多数の閲覧者・監視者がいることを知っている
    • 自分の発言によって注目を集めたいと考えている

    パブリックの認識がない場合

    • 感情的かつ攻撃的な言葉選びをする
    • 情報の機密性を考慮していない
    • 自分の発言に対する反応数を想定していない

    火種が生まれるパターン

    今回は前者に焦点を当てる。発言内容の特徴として以下の2つがある。

    必要以上に極端、大げさな言葉を使う

    火種がうまれる発言のパターン1つ目

    あえてインパクトある表現をしようとした時に、多数の解釈が可能な言葉を選ぶ。本来伝えたい内容に余分な要素が入ることで、背景の異なる人達がそれぞれの受取り方をする。発言者が想定しきれていなかった反応があると炎上につながる。反応した人がより知識をもっていたり、当事者であったり、影響力の強い人であると炎は更に大きくなりやすい。

    必要な説明を省略する

    火種がうまれる発言のパターン2つ目

    前提や補足、情報源を省略することで、情報を受け取る側が自分の知識で保管する必要がでる。知識量が及ばなかったり、過去の経験から不安要素が大きくなってしまい、情報の真偽について正確な判断ができなくなる。発言者が受け手に対して「このぐらい知っているだろう」と考えているのか、「あえて省略している」かでは話が違う。「あえて省略している」場合は必要な情報を隠しているので、扇動の可能性がある。

    読解の制限はミスリーディングの温床

    発言内容に関する2つの特徴について言えることは、Twitterを例にとると、文字数制限があったり、前後関係が分断されていることから、余計に火種が発生しやすくなっている。
    インターネットはパブリックな場所であること、言葉は諸刃であること、この認識が薄れる状況は光と影を持っている。

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    作者について

    青森県内でソフトウェア・システム開発を行うフリーランスのプログラマー。元々は集中監視システム開発に従事。現在はウェブサイト製作・オンラインシステムの開発案件を中心に、プログラミングのスキルトレーニングや講演も行う。

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